比女(読み)ひめ

精選版 日本国語大辞典 「比女」の意味・読み・例文・類語

ひめ【比女】

  1. 〘 名詞 〙 ヒメ目ヒメ科の海産魚。全長二〇センチメートルに達する。体は細長く、目が大きい。脂鰭(あぶらびれ)がある。体色は赤みを帯び、赤褐色斑紋(はんもん)が並び、各ひれには赤と黄の縞模様がある。練製品材料にする。日本各地からフィリピンの水深一〇〇~三〇〇メートルに生息する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「比女」の解説

比女 (ヒメ)

学名Aulopus japonicus
動物。ヒメ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android