気が違う(読み)きがちがう

精選版 日本国語大辞典 「気が違う」の意味・読み・例文・類語

き【気】 が 違(ちが)

精神状態が正常でなくなる。
※虎明本狂言・右近左近(室町末‐近世初)「さてさてそなたは、そのごとくにきのちがふなりで、くじにあげふといふか」
② とんでもないことをいう意の、江戸流行語
洒落本傾城買四十八手(1790)やすひ手「『あんまりさましなんすな。おめへにほれてゐんすとさ』『気(キ)がちがったそうだ。何ほれて居るもんだ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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