渡辺 要(読み)ワタナベ カナメ

20世紀日本人名事典 「渡辺 要」の解説

渡辺 要
ワタナベ カナメ

昭和期の建築学者 東京大学名誉教授



生年
明治35(1902)年1月11日

没年
昭和46(1971)年8月21日

出生地
岡山市

学歴〔年〕
東京帝国大学建築学科〔大正14年〕卒

学位〔年〕
工学博士

経歴
東大図書館建築部技師、名古屋高工教授などを経て、昭和17年東大第2工学部建築学科教授となった。空気調和衛生工学会、日本建築設備士協会、日本管工事工業協会各会長を務めた。37年退官、名誉教授。建築環境学の開拓者で、共著に「建築計画原論」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺 要」の解説

渡辺要 わたなべ-かなめ

1902-1971 昭和時代の建築学者。
明治35年1月11日生まれ。名古屋高工(現名古屋工大)教授などをへて,昭和17年東京帝大教授となる。わが国の建築環境学の開拓者のひとり。空気調和衛生工学会会長,日本建築設備士協会会長などをつとめた。昭和46年8月21日死去。69歳。岡山県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android