溝切り法(読み)みぞきりほう(英語表記)channel sampling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「溝切り法」の意味・わかりやすい解説

溝切り法
みぞきりほう
channel sampling

鉱山探査における試料採取法の一種鉱床または岩石表面に,一定の幅,一定の深さの溝を連続的に掘り,その岩片を混ぜ合せて試料とする。普通は平均的試料を得るために,地層鉱脈に対し直角に溝を堀る。溝の規格は,幅3~10cm,深さ1~5cmと JISに定められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android