爪立つ(読み)ツマダツ

デジタル大辞泉 「爪立つ」の意味・読み・例文・類語

つま‐だ・つ【爪立つ】

[動タ五(四)]爪先立つ」に同じ。「―・って塀の向こうを見る」
[動タ下二]つまだてる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「爪立つ」の意味・読み・例文・類語

つま‐だ・つ【爪立】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 タ行五(四) 〙 足のつまさきで立つ。つまさきだつ。
    1. [初出の実例]「是を以て朝夕進退(さまよ)ひて、還る日を佇(ツマダチ)て待(ま)つ」(出典日本書紀(720)景行四〇年是歳(熱田本訓))
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙つまだてる(爪立)

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