石崎融済(読み)いしざき ゆうせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石崎融済」の解説

石崎融済 いしざき-ゆうせい

1810-1862 江戸時代後期の画家
文化7年生まれ。石崎融思の子。長崎の人。植物画,人物画などにすぐれ,嘉永(かえい)3年(1850)刊行の野田青葭(せいか)著の本草学書「拾品(じっぴん)考」の絵をかく。文久2年閏(うるう)8月2日死去。53歳。字(あざな)は世美。号は玉浦,手峯。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android