神条村(読み)かみじようむら

日本歴史地名大系 「神条村」の解説

神条村
かみじようむら

[現在地名]出雲崎町神条

滝谷たきや村の西、北は藤巻ふじまき村。永享二年(一四三〇)二月二七日の室町将軍家(足利義教)御教書(菊大路文書)に「乙面保内山俣上中下条」とある「上条」にあたると思われる。正保国絵図には「上条村」高二八〇石余で幕府領。以降の支配の変遷藤巻村と同じであるが、幕末には会津藩領となっている(旧高旧領取調帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android