称首(読み)しょうしゅ

精選版 日本国語大辞典 「称首」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゅ【称首】

  1. 〘 名詞 〙 第一番目に呼び上げられること。転じて、その中で最もすぐれていること。また、その人。第一人者。
    1. [初出の実例]「故言吏事者。咸以為称首」(出典:続日本紀‐養老二年(718)四月乙亥)
    2. 「祭酒と云へば第一の称首と心得るぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
    3. [その他の文献]〔司馬相如‐封禅文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「称首」の読み・字形・画数・意味

【称首】しようしゆ

第一にあげる。

字通「称」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android