箒持(読み)ははきもち

精選版 日本国語大辞典 「箒持」の意味・読み・例文・類語

ははき‐もち【箒持】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はわきもち」の時代も ) 古代葬送の時、ほうきを持って加わる人。けがれを払い除くため、また墓所を清掃するためともいう。
    1. [初出の実例]「其処に喪屋を作りて、河鴈を岐佐理持(きさりもち)と為、鷺(さぎ)を掃持(ははきもち)と為」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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