箕田 貢(読み)ミタ コウ

20世紀日本人名事典 「箕田 貢」の解説

箕田 貢
ミタ コウ

大正・昭和期の小児科学者 九州帝大名誉教授。



生年
明治14(1881)年9月25日

没年
昭和39(1964)年7月21日

出生地
静岡県

旧姓(旧名)
太田

学歴〔年〕
京都帝大福岡医科大学〔明治43年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正13年〕

主な受賞名〔年〕
浅川賞〔昭和6年〕「小児赤痢の病原病理研究

経歴
京都帝大福岡医科大学小児科教室入局、大正2年助手を経て、8年九州帝大助教授、9年欧米留学、昭和2年教授となった。11年同大附属医院長、17年退官。22〜25年国立筑紫病院長、26〜32年八幡市立病院長。小児赤痢(疫痢)。小児仮性コレラビタミン欠乏症などの研究に寄与した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「箕田 貢」の解説

箕田貢 みた-こう

1881-1964 大正-昭和時代の小児科学者。
明治14年9月28日生まれ。昭和2年九州帝大教授。のち国立筑紫病院長,八幡市立病院長をつとめた。小児赤痢の病理の研究で知られる。昭和39年7月21日死去。82歳。静岡県出身。京都帝大福岡医科大(現九大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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