箱番所(読み)はこばんしょ

精選版 日本国語大辞典 「箱番所」の意味・読み・例文・類語

はこ‐ばんしょ【箱番所】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、持ち運びのできる簡単な小屋づくりの番所中央の穴に棒をさし込み二人でかついで運んだ。箱番屋。箱番。
    1. [初出の実例]「どてっ腹ゑぐってかつぐ箱番所」(出典:雑俳・柳多留‐五五(1811))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android