茂原浦(読み)もばらうら

日本歴史地名大系 「茂原浦」の解説

茂原浦
もばらうら

[現在地名]越前町茂原

越前海岸南部、くりや浦の南にある。集落は海岸段丘崖下に並ぶ。天正一二年(一五八四)七月六日付栗屋内毛原浦縄打目録(青木家文書)には「毛原」と記され、田方一八石余・一町二反余、畠方八石余・四町八反余。慶長九年(一六〇四)一一月四日付厨山山手米の覚(青木家文書)には茂原浦と記す。正保郷帳では厨浦と並記して石高が記され、元禄郷帳で「厨浦枝郷」として分離

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android