蘆谷村(読み)あしだにむら

日本歴史地名大系 「蘆谷村」の解説

蘆谷村
あしだにむら

[現在地名]三隅町芦谷あしだに

岡崎おかさき村の東に位置する山村。岡崎村からは高城たかじよう山北側の浄蓮寺じようれんじ(標高一六〇メートル)を越えて当村に入る。東は井野いの村、南は河内こうち村・黒沢くろさわ村、北は室谷むろだに村。地内にはえき・谷のつく地名が多い。元和五年(一六一九)の古田領郷帳に「あし谷村」とみえ、高三六八石余、年貢高は田方一七一石余・畑方五六石余。宝暦九年(一七五九)の三隅組村々改帳(鈴木家文書)では高四一四石余で永否引一一石余、反別は田方五〇町三反余・畑方三九町七反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android