精選版 日本国語大辞典 「善徳」の意味・読み・例文・類語 ぜん‐とく【善徳】 〘 名詞 〙① ( 「ぜんどく」とも ) 仏語。善行による功徳。徳。[初出の実例]「勅二慈聡二師一居レ寺、以二善徳臣一為二寺司一」(出典:元亨釈書(1322)二〇)「彼の上人無師智の誓力善徳を顕し」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)一一)② 道徳に合ったよい行ない。[初出の実例]「貪婪刻薄に至るべし、蓋し倹節は善徳なり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例