豊 時義(読み)ブンノ トキヨシ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「豊 時義」の解説

豊 時義
ブンノ トキヨシ


職業
雅楽

専門
竜笛

肩書
宮内省楽部楽長 帝国芸術院会員〔昭和12年〕

生年月日
明治6年 11月14日

出身地
京都

経歴
明治17年宮内省式部職雅楽部雅楽生、31年雅楽手兼楽手、40年楽師、昭和7年楽部楽長。11年退官、引き続き楽部嘱託。12年帝国芸術院会員(雅楽)。左舞、笛、琵琶コントラバスを担当したが、家業の笛に優れていた。

没年月日
昭和26年 4月24日 (1951年)

家族
父=豊 時鄰(旧京都方楽家豊原(豊)家第六庶流第8代)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「豊 時義」の解説

豊 時義
ブンノ トキヨシ

明治〜昭和期の雅楽師 宮内省楽部楽長。



生年
明治6年11月14日(1873年)

没年
昭和26(1951)年4月24日

出身地
京都

経歴
明治17年宮内省式部職雅楽部雅楽生、31年雅楽手兼楽手、40年楽師、昭和7年楽部楽長。11年退官、引き続き楽部嘱託。12年帝国芸術院会員(雅楽)。左舞、笛、琵琶、コントラバスを担当したが、家業の笛に優れていた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊 時義」の解説

豊時義 ぶんの-ときよし

1873-1951 明治-昭和時代の雅楽家。
明治6年11月14日生まれ。豊時鄰(ときちか)の次男。宮内省楽生となり,明治37年雅楽師兼楽師,昭和7年楽部楽長となる。笛にすぐれ,退官後も楽部嘱託として後進を育成した。芸術院会員。昭和26年4月24日死去。77歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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