道をつける(読み)みちをつける

精選版 日本国語大辞典 「道をつける」の意味・読み・例文・類語

みち【道】 を つける

  1. 道路をこしらえる。
    1. [初出の実例]「来る人が道つける也門の雪」(出典:俳諧・文政句帖‐七年(1824)一〇月)
  2. 後進の者に手引きをする。
  3. 成功糸口をこしらえる。方法を講ずる。開拓し発展させる。
    1. [初出の実例]「有人商売おもふままに道を付、銀子千貫目のおよぶ時」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android