酌み量る(読み)クミハカル

デジタル大辞泉 「酌み量る」の意味・読み・例文・類語

くみ‐はか・る【酌み量る/×汲み量る】

[動ラ四]相手の心の中を推し量る。斟酌しんしゃくする。
「深うも―・り給はぬなめりかし」〈鈴虫

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精選版 日本国語大辞典 「酌み量る」の意味・読み・例文・類語

くみ‐はか・る【汲量・酌量】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 心中を推量する。斟酌(しんしゃく)する。
    1. [初出の実例]「聞え給を、深うもくみはかり給はぬなめりかしと、つらう思ひ聞え給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)鈴虫)

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