長尾 良吉(読み)ナガオ リョウキチ

20世紀日本人名事典 「長尾 良吉」の解説

長尾 良吉
ナガオ リョウキチ

明治〜昭和期の実業家 鐘淵紡績社長



生年
明治3年10月26日(1870年)

没年
昭和12(1937)年1月22日

出身地
兵庫県

学歴〔年〕
東京高商(現・一橋大学)〔明治24年〕卒

経歴
明治33年鐘淵紡績(現・カネボウ)に入社し、取締役兼取引係長、常務副社長を経て、昭和5年1月武藤山治の後を受けて社長となるが、同年7月病気のため退任。その後、川崎造船所、オリエンタル・ホテル、ベルベット石鹼などの取締役を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長尾 良吉」の解説

長尾良吉 ながお-りょうきち

1870-1937 明治-昭和時代前期の実業家。
明治3年10月26日生まれ。33年鐘淵(かねがふち)紡績(現カネボウ)に入社し,昭和5年武藤山治の後をうけて社長となるが,病気のため同年退任。のち川崎造船所,オリエンタル・ホテル,ベルベット石鹸などの取締役をつとめた。昭和12年1月22日死去。68歳。兵庫県出身。東京高商(現一橋大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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