間楔(読み)あいのくさび

精選版 日本国語大辞典 「間楔」の意味・読み・例文・類語

あい‐の‐くさびあひ‥【間楔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物と物との継ぎ目に打つくさび
  3. 本筋進行を助けるため、他のものを挿入して間をもたせること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「店(たな)を追れて末は土場の夜浄瑠璃か祇薗囃子の合(アヒ)の杭(クサビ)を弾ひて渡世とするも」(出典洒落本・一騎夜行(1780)人界に因る見越入道)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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