馬上提灯(読み)バジョウヂョウチン

デジタル大辞泉 「馬上提灯」の意味・読み・例文・類語

ばじょう‐ぢょうちん〔バジヤウヂヤウチン〕【馬上灯】

乗馬の際に用いる提灯。丸形で、腰に差すように長い柄がある。うまのりぢょうちん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「馬上提灯」の意味・読み・例文・類語

ばじょう‐ぢょうちんバジャウヂャウチン【馬上提灯】

  1. 〘 名詞 〙 馬上で用いた提灯。丸形で長い柄があり、腰にさすようにしたもの。馬乗り提灯。馬提灯
    1. 馬上提灯〈目黒行人坂火事絵巻〉
      馬上提灯〈目黒行人坂火事絵巻〉
    2. [初出の実例]「今弓張挑燈といふものは馬上(バジャウ)挑燈といふが本名にて」(出典随筆骨董集(1813)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android