龍徳町(読み)りゆうとくちよう

日本歴史地名大系 「龍徳町」の解説

龍徳町
りゆうとくちよう

[現在地名]小樽市信香町のぶかちよう

明治初年(同二年八月―同六年の間)より同三二年(一八九九)まで存続した町。信香裏町の西にある。一八五九年(安政六年)ノブカ裏手龍徳寺堂宇造営(のち移転)、これにちなみ当地を龍徳町あるいは龍徳寺門前町と称するようになった(明治五年小樽郡一号区内戸籍表)。明治五年に改めて龍徳町と命名、同六年開拓使小樽出張所から認可する通達があったという(小樽市史稿本)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android