1票の格差訴訟

共同通信ニュース用語解説 「1票の格差訴訟」の解説

1票の格差訴訟

国会議員1人当たりの有権者数が選挙区ごとに異なることで1票の価値に不均衡が生じるのは、法の下の平等を定めた憲法に違反するとして、参院選を含めて選挙のたびに無効を求める訴訟が繰り返されてきた。投票価値の不平等が著しければ「違憲状態」、それを国会が適切な期間内に是正しなければ「違憲」、さらに選挙をやり直しても公益を著しく害さないと判断すれば「無効」の判決となる。参院選を含め、選挙を無効とした最高裁判決は過去に例がない。

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「1票の格差」訴訟

議員1人当たりの有権者数が選挙区によって異なるため、1票の価値に格差が生じる。訴訟では投票価値の不平等が著しければ「違憲状態」、さらにそれを国会が適切な期間内に是正しないと「違憲」、その上で選挙をやり直しても公益を著しく害さないと判断すれば「無効」の判決になる。参院選格差訴訟で、最高裁が違憲の判断を示したことはない。

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