2.4GHz帯

ASCII.jpデジタル用語辞典 「2.4GHz帯」の解説

2.4GHz帯

無線免許がなくても利用できるように開放されている2.4GHz近辺の電波周波数帯のこと。国内では1999年11月の郵政省答申により、既存の2471M~2497MHzまでの26MHz幅に加え、2400M~2483.5MHzの83.5MHz幅も利用できるようになった。欧米でも同帯域が開放されており、IEEE802.11bに準拠する無線LANBluetooth、HomeRFのSWAPなどが、この電波周波数帯を利用している。同じ場所で同時に複数の無線通信を行なうことでパケット衝突(コリジョン)が起こるため、データ伝送速度低下が懸念されている。産業(Industry)、科学(Science)、医学用機器(Medical)がこの電波周波数帯を利用するため、それぞれの頭文字をとってISMバンドともいわれる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android