Bluetooth(読み)ぶるーとぅーす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「Bluetooth」の意味・わかりやすい解説

Bluetooth
ぶるーとぅーす

パソコン周辺機器携帯電話などの携帯端末、デジタル家電などを無線でつなぐ通信の規格で、国際規格IEEE802.15.1として標準化されている。周波数は2.45ギガヘルツを使い、数メートルから数十メートルという近距離での接続を対象としている。1999年(平成11)、エリクソンIBMインテルノキア東芝各社が中心となって最初のバージョンが発表された。その後改良が重ねられ、2010年(平成22)時点でバージョン4.0まで正式採用されているが、実際に製品として市場に出回っているのは2.1までである。各バージョンの特徴は、1.1が国際標準規格として採用され、もっとも普及したもの。1.2、2.0では無線LANなどとの干渉対策とともに、データ転送速度の高速化が図られた。2.1ではBluetooth機器どうしを接続するペアリングの簡略化や省電力化などを実現している。

 バージョンとは別にクラスClassという概念があり、電波の到達距離の目安が規定されている。Class1が100メートル、Class2が10メートル、Class3が1メートルとなっている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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