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3Dテレビ すりーでぃーてれび

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知恵蔵2015の解説

3Dテレビ

専用の眼鏡を用いることで、3次元の立体映像が楽しめるテレビ
人間は立体物を見ると、左右の眼の位置が違うために視差が生じる。3D技術はこの視差を利用して平面的な画像を立体的な映像として知覚させる。
これまで3Dに対応した映画などでは、左右両眼にそれぞれ合わせた画像を見せるために偏光フィルムを張った眼鏡を利用することが多かった。これに対し、2010年に登場予定の3Dテレビの多くは液晶シャッター付きの眼鏡を用いる。テレビの映像は1秒間に何度も新たな画像に書き換えることで動画を映す。そこで3Dテレビでは、左目用と右目用の画像を交互に高速に切り替えて表示する映像を作成し、この画像と同期して、左目用の画像が表示されるときには右目のシャッターを閉じ、右目用の画像の時には左目のシャッターを閉じることで3D映像を生み出している。
なお、左右の視力差が大きいと3D効果が十分に得られない場合があり、体質によっては乗り物酔いのような生理的不快感を起こすことがある。
ちなみに、地上デジタル放送の開始に伴うテレビの買い替え需要を見込んで販売されている2Dの地デジ対応薄型テレビは、価格競争による値崩れを起こしており、国内の家電メーカーは収益面の課題を抱えている。そのような中、新たな収益源として3Dテレビが期待されており、2010年の1月にラスベガスで開催された米国最大の家電ショー「International CES(Consumer Electronics Show)」では、大手家電メーカーが3Dテレビを大々的に展示して会場を盛り上げた。3D映像を駆使したSF映画アバター」のヒットもあり、3D映像が注目されるであろう2010年を「3Dテレビ元年」にしようと、各社から3Dテレビが相次いで発売される予定だ。

(横田一輝  ICTディレクター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

3Dテレビ

今回発表されたテレビは、専用めがねをかけて視聴する。人間が右目と左目で見る映像が違うことを応用。右目用と左目用の映像を交互に表示させ、専用めがねも映像の動きに合わせて片方をふさぐなどし、立体的に見えるようにする。地上波デジタル対応テレビを持っていても、3D対応のテレビでないと3D映像を見ることはできない。

(2010-01-07 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

スリーディー‐テレビ【3Dテレビ】

three-dimensional television》⇒立体テレビ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

3Dテレビ
すりーでぃーてれび

立体的に感じる三次元映像を見ることができるテレビ。3Dとは、英語のThree DimensionsあるいはThree Dimensionalの略記で三次元を意味する。人間は左右の目の間隔差による映像の違いを認識して、奥行などの空間を把握する。立体的に見せる立体視の基本も、この原理を利用したものである。左右の目それぞれに別々の画像情報を流すことで、いわば錯覚的に立体感を出す仕組みになっている。立体テレビともよばれる。
 3D映像を大別すると、専用眼鏡をかける眼鏡式と、専用眼鏡がいらない裸眼式があり、3Dテレビでは眼鏡式が優位だが、今後は裸眼式の製品も増えてくるものと期待されている。
 眼鏡式では、眼鏡側にシャッターをつけて超高速で左右交互に開閉させ、映像側ではそれにあわせて左右の映像を交互に流す方式や、偏光フィルターを通すことで左右の映像を分離する方式などがある。裸眼式では、画面に縦にスリットやレンズを入れることで左右の目がそれぞれ別の映像部分をのぞき込むため、同時に別々の映像を見ることになる方式、映像の光の出力方向を左右の目の方向に向けて交互に変えていく方式などがある。
 また、テレビ以外にもゲーム機やカメラの液晶画面などにも3D技術は使われるようになっている。[編集部]

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