4号機プール問題

共同通信ニュース用語解説 「4号機プール問題」の解説

4号機プール問題

東京電力福島第1原発4号機は2011年3月11日の東日本大震災発生当時、定期検査中で原子炉内に燃料は入っておらず、使用済み燃料プールに未使用燃料も含め1535体が保管されていた。同15日、3号機で発生した水素が流入した結果水素爆発を起こした。当初原因が分からず、米国は4号機のプールが水を失い、むき出しになった燃料被覆管水蒸気と反応し水素ガスが発生したと推定。後に誤りだったと分かるが、水位は保たれているとする日本側と一時、齟齬そごを来した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android