知恵蔵mini 「4KHDR」の解説 4KHDR 高画質のテレビ規格である4Kに、色彩や輝度をより広い範囲で表現できる技術のHDR(High Dynamic Range、高輝度幅)を組み合わせたもの。4Kでは、それまでのフルハイビジョンと比べて4倍の高精細画質が実現したが、表現できる明暗の差や色彩の範囲についてはそれほど進歩しなかったため、この点をHDRで補う。人間の肉眼は通常0.001~20000ニットの光を認識できるといわれている。ニットとは明るさの単位で、数値が大きいほど明るさが強い。HDRが実用化する以前は表現可能な明暗差が0.117~100ニットであったが、HDRを使ったモニターやテレビでは最大10000ニットの輝度まで表現できるとされている。これにより、より肉眼で見るのに近い映像表現が可能となった。 (2020-4-2) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by