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5大絶滅事件 5だいぜつめつじけん/ごだいぜつめつじけん big five mass extinction events

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知恵蔵2015の解説

5大絶滅事件

地球生命史の中で、生存していた種の7割以上が滅んでしまった現象を大量絶滅と呼び、少なくとも5回の絶滅が知られている。それらの絶滅時期と推定される種絶滅率は、オルドビス紀/シルル紀境界の約4億4370万年前(85%)、デボン紀後期の約3億6700万年前(82%)、ペルム紀/三畳紀境界(古生代/中生代の境界)の2億5100万年前(96%、史上最大規模の絶滅事件)、三畳紀/ジュラ紀境界の1億9960万年前(76%)、白亜紀/古第三紀境界(中生代/新生代の境界)の6550万年前(70%)である。白亜紀/古第三紀境界から高いイリジウム異常、衝撃による高圧変成鉱物、マイクロテクタイトなどが発見され、恐竜を始めアンモナイトプランクトンなどの絶滅が隕石の衝突によるものと明らかにされた。他の4つの絶滅境界でも弱いイリジウム異常、衝撃による変成石英などが発見され、隕石の衝突が絶滅の原因とみられる。しかし、古生代末の最大絶滅は、激しい火山活動による太陽光の遮断、光合成の抑制、大気や海洋の酸素量の極端な減少、が原因といわれる。

(斎藤靖二 神奈川県立生命の星・地球博物館館長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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