65歳定年制(読み)ろくじゅうごさいていねんせい

ASCII.jpデジタル用語辞典 「65歳定年制」の解説

65歳定年制

厚生年金の支給開始年齢が65歳に引き上げられたことに対応し、雇い主に65歳までの雇用延長を求める制度。2004年の高年齢者雇用安定法改正により、義務化された。多く企業が60歳での定年退職を採用しているため、厚生年金支給開始までの5年間の雇用機会を拡大するのが狙い。具体的には定年退職制度の廃止、定年年齢の65歳までの引き上げ、あるいは雇用延長や再雇用などで65歳までの継続雇用を実現することなどを義務づけている。

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