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再雇用 さいこよう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

再雇用
さいこよう

定年退職者を再び雇用すること。定年年齢を越えたものを引続き同一企業で雇用する場合は,継続雇用または雇用延長という。日本では長らく 55歳定年制をとる企業が多かった。近年高齢化社会のなかで職務能力年齢が伸長したこと,人口構成の変化で労働力不足が見込まれること,退職年齢と年金受給年齢 (60歳) との接続が必要とされることなどを背景に,1986年高年齢者雇用安定法で 60歳への定年延長が企業の努力義務とされた。同法はさらに 90年の改正で定年到達者の 65歳までの再雇用を努力義務と定めた。再雇用促進のために,企業に対する奨励金や高年齢者向け職場改善資金の融資制度が設けられている。なお,そのほか出産・育児を理由に退職する女子労働者に復職を保証する再雇用制度がある。

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デジタル大辞泉の解説

さい‐こよう【再雇用】

[名](スル)
退職者や一時解雇した従業員を再び雇用すること。
継続雇用制度の種類の一つ。再雇用制度のこと。

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大辞林 第三版の解説

さいこよう【再雇用】

退職者を再び雇用すること。 「定年後-」

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世界大百科事典内の再雇用の言及

【定年制】より

…大正末期には大企業で終末給与月額の100倍程度を基準に支払われたのに対し,1980年代はその1/3以下となった。これは,定年を迎える者が激増し退職金抑制が1960年代から一般化したこと,定年後も企業は嘱託制などで再雇用し,あるいは他に就職の場をつくるなどで,老後の生活費とする考え方が弱められたことによる。ただし再雇用制も通例,定年後1~2年の期限つきで給与は減り,管理職など責任・権限の伴う職務に就くものではない。…

※「再雇用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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