9増10減案(読み)きゅうぞうじゅうげんあん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「9増10減案」の意味・わかりやすい解説

9増10減案
きゅうぞうじゅうげんあん

1992年暮れに可決,成立した公職選挙法改正案のポイント一つで,衆議院議員定数を9ふやして 10減らした。いわゆる1票の格差を小さくするためのもので,人口増加のきわだつ千葉4区,神奈川4区など計9つの選挙区で定員増,逆に東京8区,宮崎2区など計 10の選挙区で定員減となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む