AT火山灰(読み)エーティーかざんばい

百科事典マイペディア 「AT火山灰」の意味・わかりやすい解説

AT火山灰【エーティーかざんばい】

正式には姶良(あいら)Tn火山灰。現在の南九州鹿児島湾を中心とした姶良カルデラから約2.5万〜2.4万年前に噴出した火山灰。日本列島のほぼ全域に降下し,更新世後期の重要な鍵層(かぎそう)である。同時に噴出した火砕流堆積物がシラス台地を形成
→関連項目テフロクロノロジー

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「AT火山灰」の意味・わかりやすい解説

AT火山灰
エーティーかざんばい

「姶良・丹沢火山灰」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のAT火山灰の言及

【火砕流】より

…現在その一部がシラス台地として残存している。この噴火の際上空に噴き上げられた細粒の火山灰は1000km以上離れた地域にまで降下した(AT火山灰)。この噴火の結果鹿児島湾北部は陥没して,直径20kmの姶良(あいら)カルデラを生じた。…

※「AT火山灰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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