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AUV AUV/えーゆーぶい Autonomous Underwater Vehicle

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知恵蔵2015の解説

AUV

人が乗らず、母船とケーブルでつながれてもいない海中調査船の総称。数十m以浅の海中での点検や単純作業には多くの実用機があるが、さらに深い海中で長時間にわたり作業するロボットが開発されつつある。KDDは水深500mまで潜航して海底ケーブル追跡と点検に当たるアクア・エクスプローラ2(Aqua Explorer2:動力はリチウム電池)を実用化した。琵琶湖では滋賀県琵琶湖・環境科学研究センターが水深110mまでの小型ロボット淡探(tantan)を使用している。東大生産技術研究所はアール・ワン・ロボットによる相模湾手石海丘の噴火孔跡を精密調査し、2003年に完成したアール・ツー型(r2D4)は、マリアナトラフのロタ海底火山と明神礁火口で熱水噴出ビデオ撮影と化学分析に成功した。海洋研究開発機構はうらしま(最大深度3500m)に固体高分子燃料電池を搭載し、長時間・長距離の自律航行を目指してテストを行っている。米国はウッズホール海洋研のエイブ(ABE:Autonomous Benthic Explorer、最大水深5000m)によって中央海嶺山頂部の枕状玄武岩の連続撮影を行った。

(小林和男 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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