CEREBA(読み)せれば

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

CEREBA
せれば

最先端材料の研究開発において、性能評価や信頼性評価を共通化し、共同で投資を行い、評価技術を共有することで迅速な製品化と投資コストの削減を図ることを目的とした組織。正称は次世代化学材料評価技術研究組合で、CEREBAは英語名のChemical materials Evaluation and REsearch BAseの略称である。所在地は茨城県つくば市。
 2011年(平成23)2月に経済産業省の認可を得て、旭化成(あさひかせい)、富士フイルム、積水化学工業、東レ、コニカミノルタなどの企業12社と産業技術総合研究所が組合員となり発足した(2017年4月時点の組合企業は5社)。国内の大学も共同研究団体として参加している。経済産業省の設置した化学ビジョン研究会の提言による高付加価値化、サステイナビリティ(持続可能性)、技術力の向上の三つの方向軸に沿って、評価研究開発拠点整備の一環として設立された。2014年7月には透明な樹脂フィルムの上に発光層を形成し、折り曲げることのできる有機エレクトロルミネセンス(EL)照明の開発に成功した。コニカミノルタはこれを樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルとして製品化している。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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