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FON FON/ふぉん/えふおーえぬ

知恵蔵の解説

FON

個人の所有する無線LANアクセスポイントを会員に開放することで、公衆無線LANのようにいろいろな場所で無線LANによるインターネットアクセスを可能とするサービス。サービスの運営はスペインのFON社。世界150カ国以上でサービスが提供されており、2007年末現在、会員は約54万人、アクセスポイントは15万を超えた。日本では06年12月にサービスを開始。国内の会員は約4万人、アクセスポイントは約2万。同社に会員登録すると同時に、2000〜4000円と安価で提供される専用のアクセスポイントを導入するか、一部のメーカーのアクセスポイントのファームウエアを書き換えて、他の会員に公開する。会員は公開されているアクセスポイントに対してユーザーIDとパスワードでログインすることによってそのアクセスポイント経由でインターネットアクセスが可能となる。この際、アクセスポイントの所有者のネットワーク(家庭内LANなど)にはアクセスできない仕組みになっている。一般家庭での利用では、インターネット接続事業者が第三者のインターネット利用を規約違反としていることがあり、この場合、FONの利用を認められない可能性がある。

(斎藤幾郎 ライター / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

フォン(FON)

無線LANアクセスポイントを会員同士で共有し、インターネットに接続できるようにするシステム。また、同システムを運用するスペインの企業。自分の無線LANルーターの一部を開放するかわりに、他の会員が設置したアクセスポイントを無料で利用できる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

FON
ふぉん

公衆無線LANサービスの一つ。また、それを提供する企業名。2005年にスペインのベンチャー企業であるFON社が開始したサービスで、翌2006年(平成18)には日本法人も設立された。
 個人が自宅に専用の無線ルーターなどの機器を設置することで、公衆無線LANを広く使えるようにするもの。それぞれの会員が自身の無線LAN環境を開放して互いにネットワークを共有することで、大きな公衆無線LANネットワークを構築しようというプロジェクトである。FONユーザーはフォネロFoneroとよばれる会員になる。会員が増えることで、より利便性が高まることになる。本来の参加方法としては、無償でネットワークを開放することで無償でアクセスできるもの(Linus)、有償でネットワークを開放し自身がアクセスする場合も有償とするもの(Bill)、ネットワークを開放せず有償で利用するもの(Alien)があるが、日本では法制上の関係などからBillを選ぶことはできない。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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