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FON FON/ふぉん/えふおーえぬ

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知恵蔵2015の解説

FON

個人の所有する無線LANアクセスポイントを会員に開放することで、公衆無線LANのようにいろいろな場所で無線LANによるインターネットアクセスを可能とするサービス。サービスの運営はスペインFON社。世界150カ国以上でサービスが提供されており、2007年末現在、会員は約54万人、アクセスポイントは15万を超えた。日本では06年12月にサービスを開始。国内の会員は約4万人、アクセスポイントは約2万。同社に会員登録すると同時に、2000〜4000円と安価で提供される専用のアクセスポイントを導入するか、一部のメーカーのアクセスポイントのファームウエアを書き換えて、他の会員に公開する。会員は公開されているアクセスポイントに対してユーザーIDパスワードログインすることによってそのアクセスポイント経由でインターネットアクセスが可能となる。この際、アクセスポイントの所有者のネットワーク(家庭内LANなど)にはアクセスできない仕組みになっている。一般家庭での利用では、インターネット接続事業者が第三者のインターネット利用を規約違反としていることがあり、この場合、FONの利用を認められない可能性がある。

(斎藤幾郎 ライター / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

フォン(FON)

無線LANアクセスポイントを会員同士で共有し、インターネットに接続できるようにするシステム。また、同システムを運用するスペインの企業。自分の無線LANルーターの一部を開放するかわりに、他の会員が設置したアクセスポイントを無料で利用できる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

FON
ふぉん

公衆無線LANサービスの一つ。また、それを提供する企業名。2005年にスペインのベンチャー企業であるFON社が開始したサービスで、翌2006年(平成18)には日本法人も設立された。
 個人が自宅に専用の無線ルーターなどの機器を設置することで、公衆無線LANを広く使えるようにするもの。それぞれの会員が自身の無線LAN環境を開放して互いにネットワークを共有することで、大きな公衆無線LANネットワークを構築しようというプロジェクトである。FONユーザーはフォネロFoneroとよばれる会員になる。会員が増えることで、より利便性が高まることになる。本来の参加方法としては、無償でネットワークを開放することで無償でアクセスできるもの(Linus)、有償でネットワークを開放し自身がアクセスする場合も有償とするもの(Bill)、ネットワークを開放せず有償で利用するもの(Alien)があるが、日本では法制上の関係などからBillを選ぶことはできない。[編集部]

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