ILO条約(読み)アイエルオージョウヤク

デジタル大辞泉 「ILO条約」の意味・読み・例文・類語

アイエルオー‐じょうやく〔‐デウヤク〕【ILO条約】

ILO総会が採択する、条約形式の国際的な労働基準。加盟国がこれを批准すると、その国に対して国際労働法としての拘束力をもつ。国際労働条約

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精選版 日本国語大辞典 「ILO条約」の意味・読み・例文・類語

アイエルオー‐じょうやく‥デウヤク【ILO条約】

  1. 〘 名詞 〙 ILOの総会で採択された国際労働条約。労働条件労使関係に関する国際的基準で、加盟国の批准によってその国を拘束

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ILO条約」の意味・わかりやすい解説

ILO条約
あいえるおーじょうやく

国際労働条約

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世界大百科事典(旧版)内のILO条約の言及

【ILO】より

…しかし国連の場合とは違って,三者構成のILOでは,政府間の対立は労使それぞれがグローバル(世界)性を保つかぎり緩和の可能性があるといえよう。
[国際労働法]
 1919年の第1回総会から1982年の第68回総会までに採択されたILO条約は158,勧告は166を数える(96年11月末までに180の条約,187の勧告を採択)。そのうち条約は加盟国の批准によってその国に対し国際法上の拘束力をもつものであるため,その内容は最低基準とみてよい。…

※「ILO条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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