図書館情報学用語辞典 第5版 「SKOS」の解説 SKOS 件名標目表,シソーラス,分類法といった知識組織体系(KOS:Knowledge Organization System)の基本的な構造やそこに含まれる概念を,セマンティックウェブ技術を用いて機械可読データとして表現するためのモデル,または語彙.2009年に勧告されたW3C規格.SKOSを用いることで,各知識組織体系に含まれる個々の概念の名称や定義のほか,上位概念や下位概念,関連概念といった概念間の意味関係,異なる知識組織体系の概念間の対応関係などの情報を機械可読データとして記述でき,それらのデータをウェブ上で再利用・共有することで,セマンティックウェブの実現に寄与すると考えられている.現在までに,『デューイ十進分類法』や『国立国会図書館件名標目表』などが,SKOSを用いたデータに変換されている.[参照項目] W3C | セマンティックウェブ 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by