A層(読み)エーそう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「A層」の意味・わかりやすい解説

A層
エーそう

土壌層位の一つ。表面または表面近くで生成されたか,または生成中の,有機物の集積する層位 (A1層) ,粘土または鉄,もしくはアルミニウムを損失し,その結果として砂またはシルト大の石英またはその他の耐久性鉱物の集積した層位 (A2層) ,上記性質を主としてもつが,下方にあるB層またはC層への遷移的な層位 (A3層) の3者から成る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のA層の言及

【土壌】より

…図1に土壌の断面形態を示す。(1)A層 表層あるいは表面に近接した層。気候と動植物・微生物の作用をもっとも強く受けている部位で,これらの生物の遺体およびその分解生産物などの有機物が集積しており,他の層より黒みが強く,植物根によって下層から吸い上げられた成分も加わる。…

※「A層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む