20世紀西洋人名事典 「A.K.アーラン」の解説
A.K. アーラン
Agner Krarup Erlang
1878.1.1 - 1929.2.3
デンマークの数学者。
レンボア村(ユラン半島)生まれ。
大学卒業後、教員を経て1908年コペンハーゲン電話会社研究所の研究者、指導者となる。トラフィック理論の研究分野の先駆者で「アーラン分布」と通話量単位の「アーラン」によりその名が世界に知られている。巧妙な数学者で交流測定器の開発責任者でもあり、また、電話用変圧器や電話用ケーブルの理論でも重要な研究をしている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報