「ミサイル防衛計画」のページをご覧ください。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
「弾道ミサイル防衛」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…アメリカは早期警戒衛星システムによりICBM,SLBMの発射を発見し,ICBMに対してはアラスカなどにBMEWS(ベミユース)(Ballistic Missile Early Warning System)や,北米大陸の北緯70度線に沿ってDEWLINE(デユーライン)(Distant Early Warning Line)などの早期警戒システムで,またSLBMに対してはフェーズドアレー・レーダーのPAVE PAWS(ペーブポーズ)等により確認してシャイアン山中の米空軍スペースコマンドに情報を集中し,ミサイルの早期発見につとめている。レーガン政府は,ソ連が弾道ミサイル防衛Ballistic Missile Defense(略号BMD)システムの研究開発の面でも対米優位を達成したと認識し,83年3月に戦略防衛構想Strategic Defense Initiative(略号SDI,スターウォーズと呼ぶ人もいる)を発表,そのなかで,ソ連の核攻撃をアメリカの即時大量核報復(MAD,相互確証破壊)により抑止することなく,戦略弾道ミサイルが自国および同盟国の領土に到達する前に迎撃破壊することにより,窮極的に核の廃絶をはかることを目的とする研究の推進を示唆した。これはソ連の弾道ミサイルを,ロケットエンジン燃焼中,多核弾頭が目標に対する軌道にのるまで,宇宙空間飛行中,および終末突入時のそれぞれの段階でレーザー等を用いて破壊する多層防衛方式である(図2)。…
※「BMD」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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