20世紀西洋人名事典 「E.ベーム・バウェルク」の解説
E. ベーム・バウェルク
Eugen Böhm-Bawerk
1851 - 1914
オーストリアの経済学者。
元・ウィーン大学教授。
ブリュン生まれ。
オーストリア学派の代表的経済学者で、マルクス批判者としても知られる。1889年大蔵省に入省し、1895年より三度大蔵大臣を務めた。1904年ウィーン大学教授。メンガーの主観価値学説の拡充のため尽力したほか、資本利子に関し独自の学説を展開し、「資本と資本利子」などの著書を著した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報