EPフラックス(読み)イーピーフラックス

最新 地学事典 「EPフラックス」の解説

イーピーフラックス
EP フラックス

EP flux

Eliassen et al(1961)により導出された波と平均流との相互作用を定量化したフラックスのことで,東西平均した鉛直子午面で定義される。EPは導出した二人の頭文字。準地衡風理論のもとでは,顕熱および西風運動量の北向き渦輸送がフラックスの鉛直および水平成分を構成し,その収束発散が東西平均流を加速する。EPフラックスはロスビー波群速度比例。応用例として,成層圏突然昇温はプラネタリー波の鉛直伝播に伴う上向きEPフラックスが,上層で収束することにより極夜ジェットの西風を減速することで説明される。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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