F.ヴァンケル(その他表記)Felix Wankel

20世紀西洋人名事典 「F.ヴァンケル」の解説

F. ヴァンケル
Felix Wankel


1902.8.13 -
ドイツの技術者。
元・リンドン技術開発研究所理事。
ルーラン生まれ。
フォルスシューレとギムナジウムで学び、1927年自らの研究機関を開設BMWやドイツ空軍向けの研究を遂行し、’30年代を通じて内燃機関についての体系的研究を実施。ロータリーエンジンに特に興味を抱き、幾つもある組み合わせや機関サイクルについて理解を深め、実用機関を考案した。戦後、フレーダの助力を得て’59年、ロータリーエンジン(バンケルエンジン)の実用化に成功。今日、耐久性に富んだ効果的なシーリングが困難等の理由で伝統的なエンジンに取って変わっていないが、自動車ではマツダ(日本)が実用化している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む