FastATA

ASCII.jpデジタル用語辞典 「FastATA」の解説

Fast ATA

米Quantumおよび米Seagate Technologyを中心に提唱されたIDEインターフェイスの実装方式の1つ。Enhanced IDE登場以前のIDE(ATA)と比較して、IDEの正式な規格であるATA-2で規定されている転送プロトコルPIOモード3および、マルチワードDMAモード1に対応しており、最大転送レートはPIOで11.1Mbytes/sec、DMAで13.3Mbytes/secを実装するのが特長。つまり、その名が示すとおり、より高速になったATAといえる。Fast ATAはあくまでもIDEインターフェイス部分を規定するものであり、Enhanced IDEのように、528Mbytesを超えるディスク容量の扱い方や、2ポート以上のIDEインターフェイスの実装方法には関知しない。またハードディスク以外のデバイスについても、規定されていない。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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