20世紀西洋人名事典 「L.コラール」の解説
L. コラール
Luis Diez del Corral
1911 -
スペインの哲学者,歴史家,文明評論家。
マドリード大学教授。
ヤンパース、ハイディッカーに師事する。1948年在仏スペイン大使館文化部長を経て、’51年マドリード大学教授となる。’61年には、スペイン文化使節として来日、また、’68年にも来日。主な著書に、ヨーロッパ文化の多角的な歴史的省察の書として注目された、「ヨーロッパの略奪」がある。この書は、日本を含む多くの国で翻訳、紹介された。ほかに、「マヨルカ」「アジアの旅」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報