省察(読み)ショウサツ

デジタル大辞泉の解説

しょう‐さつ〔シヤウ‐〕【省察】

[名](スル)せいさつ(省察)

せい‐さつ【省察】

[名](スル)自分自身をかえりみて、そのよしあしを考えること。「自らの言動を省察する」

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大辞林 第三版の解説

しょうさつ【省察】

( 名 ) スル

せいさつ【省察】

( 名 ) スル
自らかえりみて考えること。しょうさつ。 「煩悶して見たり-して見たり/雁 鷗外

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

省察
せいさつ
Meditationes de prima philosophia

デカルトの形而上(けいじじょう)学の主著。1641年刊。本文とそれに対するアルノー、ホッブズ、ガッサンディなどの反論とデカルトの答弁からなる。デカルトは絶対確実な真理を求めて、まず、すべてを疑う(方法的懐疑)。ついで、疑いつつある私自身の存在を、けっして疑いえない真理としてたてる(「われ思う、故にわれ在り(コギト・エルゴ・スム)」)。この第一の真理から出発し、神の存在証明を介して、物(身)心二元論の確立に向かう。[香川知晶]
『所雄章他訳『デカルト著作集2』(1973・白水社)』

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精選版 日本国語大辞典の解説

しょう‐さつ シャウ‥【省察】

〘名〙 反して、よしあしを考えること。せいさつ。
十善法語(1775)九「謹慎に護持して、事々みづから省すべし」

せい‐さつ【省察】

〘名〙 みずからかえりみて、その善悪、是非を考えること。しょうさつ。〔文明本節用集(室町中)〕
※駿台雑話(1732)一「隠微の中一念の起るを省察(セイサツ)して、その本源の地を乱らぬやうにするこそ、又簡要にて侍る」 〔新唐書‐褚遂良伝〕

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