20世紀西洋人名事典 「L.C.ホルビック」の解説
L.C. ホルビック
Leonard C. Holvik
1918 -
米国の音楽史家。
アーラム大学教授。
ハーバード大学大学院在学中にライシャワー教授の講義を受けたのを機に日本に興味を持ち、さらに陸軍語学校で4年間日本語を学び、日本研究を始める。1949年アーラム大学教授となり、日本研究プログラム主任を務め、日本芸術概論を講義する。この間’62〜63年、’67年、’74〜75年に研究目的で来日したほか、’79年には国際基督教大学に招かれて教鞭を執る。その後’81年12月にも来日。アジア研究学会会員で、講演会などの文化活動を通じて日本紹介に努め、主な作品に能の形式をとる「St.Francis」がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報