20世紀西洋人名事典 「M.A.ハナ」の解説
M.A. ハナ
Marcus Alonzo Hanna
1837.9.24 - 1904
米国の実業家,政治家。
元・共和党全国委員長。
オハイオ州生まれ。
労働問題では労働者の組織権を支持し、労使紛争の仲裁制度を提唱。全国市民連盟でも中心的役割を果たした。又政治家として鋭敏で巧妙な政治力を発揮し、共和党全国委員長としてオハイオ州の政治家W.マッキンリーを1896年と1900年に大統領に当選させた。大企業の利益を代弁し、対外問題では帝国主義政策を支持。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報