M.v.ドリボ・ドブロウォルスキー(その他表記)Michael von Dolivo Dobrowolsky

20世紀西洋人名事典 の解説

M.v. ドリボ・ドブロウォルスキー
Michael von Dolivo Dobrowolsky


1862 - 1919
ドイツ電気技術者。
ペテルブルグ(後の・レニングラード)生まれ。
別名Dolivo Dobrovol’skiy,Mihail Osipovich。
リガ工業学校機械工学を学び、さらにダルムシュタット工科学校で電気工学を学び、ドイツ・エジソン社に入社する。多相交流技術に関心を持ち、G.フェラリスの誘導電動機考案を検討し、1889年三相誘導電動機を発明し、同年三相変圧器を考案。1891年フランクフルト万国電気技術博覧会で三相交流方式で電気を送るデモンストレーションを行い長距離送電技術を確立する。また、三相交流技術の完成者でもある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android