20世紀西洋人名事典 「N.カプル」の解説
N. カプル
Naum Pavlovich Kapul
1912 -
ソ連の言語学者。
レニングラード歴史・言語学研究所(現レニングラード大学)を1936年に、さらにモスクワ大学東洋学研究所(現国際関係研究所)を’44年に卒業、’36〜56年陸軍に在籍し、その後ソ連科学アカデミー東洋学研究所研究員となる。日本人の姓と名、及び姓と名の文字に関する研究は著名で、「日本語姓名辞典」(’49年)、「日本姓名大辞典」(’53年)として成果を上げ、他に「日本語、学習の初歩」(’52年)、「日本の軍事書類の言語、文法概論」(’53年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報